2014年4月2日水曜日

ミックスボイス Mixvoice ボイトレ やり方、練習法 検証方法





いつもお世話になっております。



株主総会 青井です。



今回はミックスボイスを使いこなすための練習方法と検証方法を遣って行こうと思います。





まず、練習方法ですが、

1、裏声でカラオケで歌いまくる

2、裏声から徐々に声帯を締めていく

3、ボイスレコーダーで録音して、検証する

4、喉の限界まで歌う



というのを私は行っています。



それでは具体的にどのようにするのかをご報告致します。



1、裏声でカラオケで歌いまくる



やはり、一番はとにかく練習する事だと思います。

数をこなす事です。



私はカラオケをとにかく利用しました。



多少恥ずかしくても、一人カラオケが有効だと思います。







そして、とにかく声の高いアーティストの曲を歌いまくりました。

私は

エックスジャパン

ラルクアンシェル(高い曲)

女性アーティスト

等をよく歌いました。



また、洋楽メタルのアーティストの曲も歌っています。



そして、これらの曲を「高い箇所は裏声で歌う」と言うのを徹底しました



必ずキーは原曲キーで歌います。



これだと裏声をよく使う様になるのですが、通常なら地声で出せる領域も裏声で歌う事をお勧めします。







と言うのは、私の場合は、マイクを通して歌うと、演奏に負けまいとして、ついつい大声で歌ってしまいます。



そうするとついつい喉に力を入れて声を張り上げてしまうので、相当意識しないと限界まで地声で引っ張ってしまい、一気に裏声にひっくり返るという現象が起こってしまいます。





ですから、あらかじめ速い段階から裏声に移行できる様になれるためにも早めの裏声を使用する様にしていきます。







2、裏声から徐々に声帯を締めていく

これは前々回の動画で説明した内容ですね。



まだの方は、こちらをご覧下さい。



前々回の動画 ミックスボイスのコツ感覚の掴み方(もしまだ見ていらっしゃらなかったら良ければ見て下さい)




前回の動画、ミックスボイスの声の質の分析




これらのテクニックを駆使して、だんだん声帯を閉じていってミックスボイスに移行させていきます。





3、ボイスレコーダーで録音して、検証する



そして一番有効なのが、自分の歌をボイスレコーダーで撮って、そして後から検証するという事です。

私は、iPhoneを使っているので、標準装備のボイスメモというアプリを利用しています。
数人でカラオケに行ったとき等も、メールするフリをしながらボイスメモを起動し、自分が歌うときはiPhoneをテーブルの上に裏向きに置いて、こっそり録音しています(笑)

これらを行う事により、自分の歌を客観的に聞く事が出来ます。


そして、私は本当に毎回ショックを受けます。。。。
いつの日か、上手く歌える様になるのを夢見て練習します!!

具体的な検証方法は、私の曲を参考に、下記で行っております。





4、喉の限界まで歌う


私は一人カラオケに行っても2時間は歌います。
相当きついし、高音は出なくなるし。。。

しかし、根拠はありませんが、何度も繰り返しているうちに、
①最高音が高くなってきた
②地声の最高音も高くなってきた
③高音の持久力が増えてきた
という効果を感じています。


①と②に関しては、他の練習の効果もあるかもしれません。。。

③に関しては明らかに限界まで何度も繰り返しているからだと思います。



喉も基本的な構造は筋肉で出来ているはずですので、身体の筋トレと同じで
限界を超えると超回復すると思います。

また、本当にしんどいので、脱力していく様になってきて、「張り上げ」の癖も抜ける様な気がします。


あ、ちなみにこのカラオケでの限界練習では、音域は鍛えられますが、音程(オンチ克服)には全く効果が無さそうです。。。
オンチ克服はまた別の訓練が必要です。
(ここは別の動画で解説しています。)
※オンチ克服編はこちらの動画をご覧下さい。






さて、そんなこんなで、実際の歌の検証です。
動画で私の没テイクとOKテイクを流しています。

ボツテイクの曲は我々、株主総会の新曲バラードナンバー「決算」、
OKテイクの曲は同じく株主総会の「リアルディアスを広島でもやって欲しい」です。

このボツテイクは、決してこの動画のために失敗例を歌ったのではなく、今現在の私の実力の全てです(笑)


少し宣伝ですが、それぞれの曲のフルバージョンを入れました(笑)

株主総会「決算」仮歌までのバージョン(今現在の最新です)

株主総会「リアルディアスを広島でもやって欲しい」完成バージョン




本編とは全く無関係ですが、もし良かったら聞いてやって下さい(笑)



さてさて、動画内で説明している内容として、
1、裏声感が高い
2、喉が締まりきっていて、カエルをつぶした様な声になっている
3、発音が悪い、何を言っているのか分からない
4、この後のサビの部分との声質の差がありすぎて違和感がある
という4点をボツの理由として上げました。



まずは、1と2に関してです。

最終的には、
・声帯の閉じ具合
・喉の開き具合
・息の力加減
で声質は変わってくると思います。


これらのバランスが悪いためこのような声になったのだと思います。


声帯の閉じ具合は、
閉じれば閉じる程、ダミ声になってきます。
開けば開く程、完全な裏声になってきます。

喉の開き具合
閉じれば閉じる程、カエルの様な声になってきます。
開けば開く程、オペラの様な声になってきます。

息の力加減
強くすれば、大きな声になったり、響きが良くなったり、勢いで高音が出たりしますが、喉のコントロールが難しくなり、声帯も微調整が出来なくなります。
弱くすれば、声帯のコントロールが容易になり様々な表現が出来るのですが、超高音は出せなくなります。


これらを微調整していきながら良く聞こえる箇所を探っていこうと思います。




3、発音が悪い、何を言っているのか分からない

これに関してですが、意外と声の質を変えなくても滑舌を良くした途端上手く聞こえる事もあります。

ここまで高い声だと滑舌を良くするのも難しいのですが、それでも意識を滑舌に向けて歌ってみたら意外と良くなるかもしれません。




4、この後のサビの部分との声質の差がありすぎて違和感がある


これはこの曲の一番の課題です。

上記内容を実戦して、この部分の裏声感をなくすのと同時に、サビの箇所の様に音程的にも若干低い箇所を逆に裏声感を増やしながら歌う事で全体的に慣らしていこうと思います。





さてさて、このような感じで進めている、株主総会青井薫生のボイトレ講座ですが、動画でも説明している通り、今現在の私の実力はここです(笑)


リアルタイムで私が上達していくプロセスをレポートしているので、上達するたびに更新するという講座とは言いがたい内容なのですが、「実力派アーティストの下手だった頃の動画」と言われる様に頑張ります!!


次回の更新も出来る様に頑張りますので、宜しければ次回も是非ご覧下さい。


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